遠藤 康行 Yasuyuki Endo

1991年 スターダンサーズ・バレエ団入団。
1994年~1996年まで文化庁在外研修員としてオーストラリア・バレエ団にてベジャール、マクミラン、スタントン・ウェルチなど、数々の舞台に出演。同バレエ団ニューウェーブ公演にて「Distance」を振り付ける。
1996年~1999年オーストラリアから帰国後、スターダンサーズ・バレエ団にてロビンス、チューダー、バランシン、ピーター・ライト、フォーサイス、マクミラン、鈴木稔作品など数々の主演を踊る。また宮本亜門ダンス公演主演、坂本龍一オペラLIFEにソリストダンサーとして出演。
1998年 村松賞を受賞。
1999年~2004年 ベルギー・シャルルロワ・ダンス・プランKに所属。同団すべての作品に出演しながら勅使川原三郎の海外公演にゲスト出演や、2003年 ベルギー・ブリュッセル・エイズ基金のガラ公演にてPaserelles 03に「HAOTO」を振り付ける。
2001年から3年に渡りセゾン文化財団助成によるワークショップ&クリエーションを行う。
2005年よりフランス国立マルセイユ・バレエ団にソリストとして入団。ソリスト・ダンサーとしてフレデリック・フラマン、パスカル・トゥーゾ、ミッシェル・ケレメニスなど作品を踊る。またディレクターであるフレデリック・フラマンのリハーサル・ディレクター。エマニュエル・ガット、オリビエ・ドュボワの作品のアシスタントをする。そして振付家としても数々の自作品を同団のレパートリーとして振付、出演している。
主な作品として、「MAYDAY MAYDAY MAYDAY THIS IS…」「Tè TO Tè」「3 in Passacaglia」など、 また同団にて振付けた「Super MAN Project」がベルリン、インターナショナル・ダンスフィルム・フェスティバルに選ばれ上演され、マルセイユ現代美術館にてリメイク上演される。エクス・アン・プロバンス能楽堂にて「DOJYOJI+」を振り付ける。
2013年 欧州文化首都であるマルセイユのオープニングセレモニーに「Da Da Ma Da MAD」を振り付ける。
フランス・エクス・アン・プロバンス・パビリオンノアールにて「3 in Passacaglia」を上演。
2014年元鼓動のレナード衛藤と「TAMAGO」をマルセイユ・フェスティバル、オランダJULI DANCE フェスティバル、ドイツ・ミュンヘンダンスフェスティバルにて上演。
また、日本では発起人として「オールニッポン・バレエ・ガラ」を立ち上げ、震災の復興支援と共に被災地のバレエ支援のためにチャリティー公演を行う。
2013年にモナコを拠点としたダンスグループJAPON dance projectの立ち上げメンバーとして、新国立劇場バレエ団から招集され2014年、2016年、2018年に新国立劇場で3作品を上演。
2015年 横浜バレエフェスティバルの芸術監督に就任。
2017年 セルリアンタワー能楽堂にて「狂い-くるい-」2部作を上演。
2018年 福岡ユースドリームサポートプロジェクトの芸術監督に就任。
2018年 ドイツ・ドレスデン・パルッカダンス大学の為に「Spring Suite」を振り付ける。翌年には同作品をドレスデン・ゼンパーオーパーにて再演。
2019年 白井晃演出、一柳慧音楽のダンスシアター作品「Memory of Zero」を振り付ける。
現在、Endo Ballet / エンドウ・バレエを主催し日本、ヨーロッパで活動する。